初心者がスマホで料理写真を美味しそうに撮るコツ

料理の写真をもっと美味しそうに撮りたいみなさん、おはこんばんちは!

めっちゃ美味しそうに撮ってめっちゃ美味しそうに食べるのが得意な、えつをです。

今日は初心者向け撮影のコツシリーズ第二弾。

▼第一弾も併せて見てね。

夜や暗いお店などで写真を撮る機会って結構あると思う。 誕生日会とか飲み会とか。 でも、「楽しいよ!インスタ映えだよ!」ってシーンは大...

今日は、カメラ初心者がスマホのカメラで料理写真をそれっぽく撮るコツを教えちゃうよって話。




【基本オブ基本】まっすぐ構えて脇シメろ!

まず基本。ブレたら死ぬほど意味ないので、とりあえず脇締めろ

自信がなければテーブルとか壁に肘つくとかしよう。とにかく固定。

あと、水平も意識しよう

案外撮った写真を後から見ると「なんかナナメってる…?」ってことも多い。

初心者がやりがちなのが、「なんかオシャレかな?」と思って、カメラを斜めにわざと傾けて撮るケース。

思いっきり傾いた写真を見せられると「ビックリハウスかよ」ってくらいになんだか酔いそうになる
そこは小細工せずにまっすぐ撮ろ?素直が一番だよ。

【大鉄則】皿の3分の2を撮れ!

今日はこれだけ覚えて帰ってくれ!!
料理写真を手っ取り早くそれっぽく見せるコツ!

それは、

「皿の3分の2を撮る!!」

いいか、3分の2だ!

説明的に全体を撮った写真なんて、言うまでもなくダサい。

そんな情報量はいらない。
切り取るのだ、大胆に。

グッと寄って、一番美味しいところだけを見せていこう。

▼このチーズの盛り合わせはこの前行った「そら豆」のもの。

美味しいお酒と料理が好きなみなさん、おはこんばんちは。 お酒を浴びるように飲むのが大好きなえつをです。 自称「ザルっていうか、枠...

ピントを合わせる位置を決めろ!

先ほど「グッと寄って大胆に切り取れ!」って言ったけど、やみくもにやっても意味がない。それただのドアップ。

撮る時に一番見せたい部分を「点」で意識しよう

上にパセリとかミント的な葉っぱがのってたらとりあえずそのへんでいい。
他にもその料理の焦げ目とか。必ず美味しいポイントはあるはずだ。

▼卵黄にピントを合わせた台湾まぜそば

メインディッシュじゃなくて付け合わせのレタスとかにピント合ってたら変でしょ?

目の前にある料理のおへそを見つけよう。

左右どちらかに寄せろ!

3分の2の鉄則を守って、左右どちらかに寄せよう!
とにかくそれっぽくなるから。

ちなみに、ど真ん中に写す構図「日の丸構図」は実は上級者テク。

初心者が真似しやすい日の丸構図は、まん丸な皿+正方形の写真を俯瞰で撮影したもの

なんだかインスタ映えしそうな雰囲気に撮れる。

でも少しでもシンメトリーが崩れるとダサいので、撮る時は慎重に。あと影が入ってもダサいからね!
(上の写真もよく見るとアンバランス…。)

光源を確認しよう!

どんな写真でも必ず撮る前に「どこから光が当たっているか」は確認してほしい。

順光・斜光・逆光。
それぞれ良さがあるので、まずはいろいろな角度で撮ってみてほしい。

「逆光は悪」みたいな風潮あるけど、露出補正するなり後から加工すれば暗い部分は見えるようになるし、後ろから光が透けて柔らかく写せるので実は優秀なのが逆光だよ。

料理写真も例外ではなく、一番シズル感が出せるのが逆光だったりする。
窓や照明を向こう側にして撮ってみてほしい。

▼逆光などの暗い写真の撮り方と補正の仕方はこちらで書いてるよ

夜や暗いお店などで写真を撮る機会って結構あると思う。 誕生日会とか飲み会とか。 でも、「楽しいよ!インスタ映えだよ!」ってシーンは大...

あと、逆光で撮影する時に光が強いと手前に影ができやすいから、そのへんにあるペーパーナプキンでも自分の白いTシャツでもレフ板がわりにして影を和らげてあげてください。

露出補正とか加工とかわけわかんねって人は斜光でも。
順光でもいいけど、自分が影になったりするし、写真がのっぺりしがち。

まぁ変な影が入らなくて黒つぶれしてなければ何でもいいよ。とりあえず光がちゃんと当たって写ってればいい。(究極)

背景に余計なものは入れるな!

どんなオシャレに撮っても、背景におしぼりの袋とか写ってたら超絶ダサい。

カメラを構えてどこまで入るか確認して、不要なものは必ず避けてから撮ろう

テーブルの切れ目もイマイチ冴えないね。

なるべく余計なものが入ったり変な余白ができないようにするには、やっぱりグッと寄って大胆に切り取るのが手っ取り早い。後からトリミング(切り取り)するのも手です。

あと背景に男の影をちらつかせるのとか最高にいらないから。そういう男もどけてください。目障りです

複数の料理を撮る時のコツ

料理が複数ある場合には、構図も少し考えよう。

メインはもちろん一番手前にくるように。

あくまでピントを合わせるのはメイン料理の中の一点であることを意識して、他のお皿も並べよう。

2皿なら対角線上に、3皿ならくの字になるように並べるのが一番バランスいいね。

たくさんの料理を撮る時って、カメラを縦横どちらで撮影する?

結構みんな横向きで撮りがちなんだけど、なんだかただ皿を並べただけののっぺりした構図になりがち。

基本的に縦横の使い分けというのは、

  • 横向き→広がりを写す時
  • 縦向き→奥行きを写す時

なんだけど、複数の料理を撮影する時は、縦向きで撮影して奥行きのある写真を撮ると立体感があっていい感じです。

まぁ私はバランスのとりやすい正方形で撮ることが多いけど…。

和食はお盆に乗ってるから並べ替えは難しいけどね…。

それでも説明的な写真じゃなくて、主題を意識した写真を撮りたい。

▼メニュー写真みたい

▼メインを意識して斜め前から

とりあえず美味しいうちにさっさと撮れ

▼アヒージョはグツグツしているうちに。

わーわー言ったけど、とりあえず美味しいうちにサッと撮って、美味しいうちにサッと食べ始めようね。
写真もいいけど、料理は美味しく食べるのが一番だからさ。

それでも美味しそうな料理を写真で切り取れたらいい思い出になるよね。

というわけで、みんなも美味しそうな写真を撮ってみてね!

まぁ撮るだけじゃなくて私にもうまいもん食わせてくれよって感じだけど。

▼もっと詳しいテクニックが知りたい人はこちら。私も読みました。

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