『ヘアスプレー』をミュージカル映画初心者におすすめしたい理由

ミュージカル映画は楽しい。
苦手な人もたまにおるけどね。

私は、キャラクターたちの個性が丸ごと音楽に凝縮されて、物語が広がっていくって感じが好き。
誰でも主役になれる。なんなら「自分も主役になれるんじゃね?」って夢見られる感じ。妄想しがちなアラサーだよ。ほっとけ。

ミュージカル映画をあんまり見たことない人、なんとなく避けてきた人も多いと思う。
そんな人にオススメしたいのは『ヘアスプレー』

個性豊かな登場人物みんなが歌って踊りまくる。(まぁミュージカル映画は総じてそうなんだけど。)
キャラクターが音楽に乗って、個性を出す。物語が展開する。あぁ楽しい。

主人公はヘアスプレーで髪の毛フンワリ盛った、小柄でぽっちゃりな女子高生・トレイシー
でもこれ、『ダンスが大好きなぽっちゃり女子のサクセスストーリー』ってだけじゃないところがミソ。

ぽっちゃりな女の子が夢だったダンス番組に出演する!…というのがメインのストーリーではあるんだけど、それが黒人差別反対のデモに参加し、警察にまで追われる大騒動。そして警察から逃れながらも最後は『ミス・ヘアスプレーコンテスト』に出場するという超ドタバタなクライマックス

舞台は1962年、黒人差別・白人至上主義が残るアメリカ・ボルチモア。
この物語は、ぽっちゃりも黒人も差別しない、新しい時代を切り開こうとする女の子の物語なのだ。

つっても全然堅苦しくない。頭空っぽにしても見られる。キャッチーでハッピーな映画だよ。

なんてったって楽しいダンス&ミュージック

ミュージカル映画って脈絡もなく突然歌い出して、知らない間に物語が進んじゃって、観てる方は置いてけぼり…みたいなイメージある人もいるかも。なんかむず痒い時あるよね。

でも『ヘアスプレー』の歌はどれもキャッチーで聴きやすいし、こっちも楽しくなるものばかり。
物語もしっかりと筋道が立ってるので、置いていかれることもない。ストーリーと音楽がちゃんと調和して進んでいる。

そしてなんだか元気になれる。
踊りたくなるよ!

ぽっちゃりのサクセスストーリー

トレイシーは最初からダンスが得意で、特に苦労して努力する…とかそういう場面はない。
ただ、ぽっちゃりってことだけが彼女のハードルになっているというシンプルさ。

でも、ベルマとアンバーという意地悪親子以外の登場人物たちはそんなことおかまいなし。
トレイシーのダンスを観た瞬間から彼女を推してくれてるんだよね。良い意味で実力主義の優しい世界…。

敵キャラと味方キャラがはっきり分かれたご都合主義っちゃそれまでだけど、これくらいわかりやすい方が頭からっぽにして見れるっしょ。

とにかく、魅力の一つとして挙げられるのは我々ぽっちゃり女子にも夢見させてくれる物語だってこと。

そしてママ・エドナの物語でもある

劇中の『WELCOME TO THE 60’s』という曲で、「ママ、60年代へようこそ!」とトレイシーが歌っている。

もう一人の隠れヒロインは、エドナ(トレイシーのママ)だと私は思っている。

エドナは娘のトレイシーと違い、太っていることにめちゃくちゃコンプレックスを抱えていて、結婚してから家を一度も出ず自宅でクリーニング店を営んでいるというキャラ。

なんと、演じるのはジョン・トラボルタ。女装して、超巨体で。まぁバケモノみたいっちゃそうなんだけど、なんか仕草とかキュートなんだよね。そこも見所。

でもそんなエドナもトレイシーの活躍を見て、トレイシーのエージェント(マネージャー)として勇気を出して家の外についに出るわけよ。そこでさっきの劇中歌、「ママ、60年代へようこそ!」。
自分が思っているよりススんでる60年代を見て、自分も認められる時代なのかもってエドナが一歩踏み出していく。

他にもウィルバー(トレイシーのパパ)との夫婦のデュエットシーンがあったり、ラストでも大きな見せ場があったり。
この物語で一番大きく生まれ変わってるのはママかも。

黒人差別までわかりやすく描かれている

舞台となっている60年代のボルチモアでは、未だに白人至上主義が残っていて、白人と黒人は一緒に踊っちゃいけないことになっている。
オーディション会場では白人と黒人が分かれて踊るように真ん中にロープが張られてるし、ダンス番組では黒人オンリーの『ニグロデー』は月に一度だけ。他の日は白人オンリー。

我々日本人から衝撃なほどの差別主義。
でもトレイシーは黒人のダンスめっちゃかっこいいし、ニグロデーも無くしてみんな一緒に踊ろうよってことを物語の中でずっと訴えてるんだよね。

そんな社会派なストーリーでもあるけど、それを軽妙に描いているので非常に入りやすい。

結論:いろんな”個性”が楽しめるミュージカル映画だよ

トレイシーが言いたいのは、「ぽっちゃりも黒人も、みんな個性にすぎない」ってこと。

っていうかそいつらがジャムったらもっと楽しいんじゃね?

60年代、ニューフロンティア政策から差別撤廃を叫ばれてきてるのに関わらず、今の時代も性別やら障がいやら様々な差別が相変わらずいろんなところで起こってる。

多様性を認めたら楽しいんだよ。
『ヘアスプレー』というミュージカル映画では、そんな個性爆発したキャラクターたちがぶつかり合って楽しい歌とダンスを作ってる。

どんな個性も主役になれるんだ。
だから私はミュージカル映画が好きです。

ミュージカル映画初心者って人は是非、『ヘアスプレー』でキャラクターたちの個性を楽しんでみてね!

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